12月15日に放送の「クイズやさしいね」にて
創業125年の格式あるホテル「帝国ホテル」の電話オペレーターが笑顔で電話応対をするように心がけている理由について紹介していました
文藝春秋 (2013-12-04)
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1890年に創業されて国内外の著名人が滞在した伝統と格式のあるホテル「帝国ホテル」
長い年月が経っても変わらずにおもてなしの心を常に大事にしているそうですが、特にその心がわかるのが外からかかってくる全ての電話を応対する電話交換室で働く電話オペレーターのみなさん
帝国ホテルへお客様を向かい入れる最初の入口として電話オペレーターたちが「そこまでするか!?」と思ってしまうほどの応対をしていました
【電話での会話なのに笑顔を常に絶やさない理由】
24時間でお客様からの電話に応対する帝国ホテルの電話オペレーターのみなさん
そんな電話オペレーターの皆さんが常に大切にして行っているのが笑顔でお客と会話するということ。電話だから相手からは見えていないと思ってしまいますがそこにはおもてなしの優しい心が満載の考えがありました
「笑顔で話した時の声と笑顔じゃない無表情のままで話した時の声は全く違ってきますので、やはり笑顔は電話の上でも必要かなと思います」
「声色にも笑顔がついてきてお客様にも話しやすい印象をもって頂けるかなと思って笑顔で応対しています」
電話での応対でも客側に心地よい気持ちになって頂きたい・・・そんな思いから笑顔で対応することを大切にしているとのことでした
【笑顔で電話の応対をするために自主的に鏡を置いて話をする】
常に笑顔を絶やさないように電話オペレーターたちは自主的にデスクに鏡を置いて自分が笑顔で話しているかをチェックしながら応対しているんです。モニターやキーボードがあるので7cm×12cmの小さな鏡を使っていました
電話では見えないからこそより心地よい声の表情を届けられるように電話オペレーターたちが自分たちで考えて行っているそうです
その他にも電話オペレーターたちが自分たちで始めた取り組みはいくつもあって
・万が一にでもお客様に聞こえないように仕事中は足音のしないスリッパを履く
・部屋のドアの開け閉めにも音がしないように、ドアノブをひねらなくても大丈夫のようにドアを固定する部分もなくしている
笑顔を忘れず謙虚さも持ち合わせながらお客様の電話を一本一本、大切に応対していきたいと語っていましたが、おもてなしの心は十分に伝わるエピソードでした
【まとめ】
一流ホテルの「帝国ホテル」は電話の応対から心地よくしてもらおうと笑顔で電話応対しているというエピソードでした
電話で応対するときには常に前に鏡があって笑顔を確認しているというのは凄すぎますね、声の玄関ということを意識してればこその応対だと思います
伝統と格式のある「帝国ホテル」の電話応対にまで行き渡ったおもてなしの心は流石の一言でした