12月22日に放送の「中居正広のミになる図書館」にて
自分が選択したと思っても実は選択させられている?詐欺師も使う「暗示誘導」について紹介していました
メンタリストとして番組に度々 出演している眉村神也が「詐欺事件に使われる心理誘導のテクニック」を紹介していました
3つの質問に暗示誘導を使って言わせたい答えを相手に言わせることができるとのこと
暗示誘導にかかりやすい人は詐欺師の話術やテクニックにかかりやすい・・・実際に番組では芸能人たちが質問に答えどのように暗示誘導するのかを紹介していました
【詐欺に遭いやすい度チェック!3つの質問で確認】
メンタリストは以下のような質問を3つしていました。
言葉だけでなく身振り手振りも含めて誘導していたので文字に書いただけでは伝わらない部分もありますが、実際に自分だったらどう答えるかを考えならが見てみてください
「頭上に明るい光があるのをイメージしてみてください。首を上げて目を閉じて明るい光があることをイメージします」
「イメージしました?目を開けて両手のひらを丸めて膝の上に置いてください。そして首を上に向けて明るい光から何か落ちてきて自分の手の平の中にポトリと落ちてきました」
「それは果物でした!いったい何でしたでしょうか?」
これは「リンゴ」と答えさせる暗示誘導でした
・「明るい光」の「あか」を強調 赤色をイメージさせる
・まぶたを閉じて照明を見させることによって、まぶたの裏に赤色を見させる
・手のひらをお椀の形にさせるのはリンゴの大きさ
・落ちてくる果物をイメージさせる・・・ニュートンの話からリンゴを想像させる
赤をイメージさせられて、手のひらサイズに収まるもので上から落ちてくる果物と言われたら多くの人がリンゴと答えてしまうんですね
【詐欺に遭いやすい度チェック その②】
続いて質問 その②です
「皆さんは飛行機で旅行をしていました。飛行機で旅行をしていたら墜落事件が起きて飛行機が落ちました」
「ところが奇跡的に自分は落ちる過程で飛行機から飛び出していてハッと気が付くと草原のようなところで、アフリカのサバンナのようなところで目が覚めました」
「ちょうど草むらがバーっと揺れて何か大きな動物がバッと自分の方に襲いかかってきました。その動物は何でしたか?」
これは「ライオン」と答えさせる暗示誘導でした
・飛行機事故という危機的状況をイメージさせることにより、質問で出てくる動物はゾウや猿ではなく危険な動物をイメージさせやすくする
・落下した場所がアフリカのサバンナとしたので野生の獣をイメージしやすい
・草むらから飛び出したという時に「手のひらを広げて相手に見せることによりライオンの立髪と噛み付くイメージ」を手で表現した
ボディージェスチャーも加わることによってライオンをイメージさせるとは驚きでした
【詐欺に遭いやすい度チェック その③】
そして最後の質問は以下の通りです
「今回はすごく簡単な問題です、まずは算数の足し算をしてもらいます」
「2+2=?」
「4+4=?」
「8+8=?」
「16+16=?」
「32+32=?」
「それでは自分の顔の中でパッと思いつく場所を指で指してください」
これは「鼻」を指させるための暗示誘導でした
・最初に単純な計算問題をさせて思考能力を奪う、詐欺でよく使われる手口だそうです
・「それでは自分の顔の中で」と手で丸を描き、「パッと思いつく場所を」で相手の顔の鼻のあたりの中心線に手を出し、「指をで指してください」で鼻のあたりの真ん中を通るように指を指しながら戻し円の中心を強調
これはボディージェスチャーが特に使われる質問でした。以上で3つの質問は終了です
「リンゴ」「ライオン」「鼻」と3つとも暗示誘導にかかってしまった人は詐欺に引っかかりやすい人となってしまうとのことでした
【まとめ】
詐欺師が使う暗示誘導で言わせたいことに誘導させるという手口、いかがでしたか?
自分は番組を観ながら質問に答えたのですが3つともしっかりと誘導に引っかかってしまいました(笑)
11月、12月はボーナスの時期で財布の紐が緩みがちになり、1年の最後に何かしたいと思って詐欺に騙される人が1年でもっとも増える時期だそうです
暗示誘導の質問にそのまま答えてしまった人は要注意ですね