ペットを飼う事の喜びと別れの時の悲しみ
昨日NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました
いつも見ているわけではなく垂れ流しでニュースを見ていたらたまたま見たんですが、今回のプロフェッショナルは獣医の方でした
その獣医は親身に1つの生命のために必死になって仕事をすると有名な獣医で県外からくる客も大勢いるほどだそうです
番組ではトイプードルの最期の瞬間に密着して放送したんですがペットを飼う事について考えさせられる内容となっていました
獣医のもとに来たのはトイプードルのケンタ11才
突然凶暴化し噛み付こうとしたり、同じ場所で2時間もグルグルと回り続けて疲れて寝て休んだらまたグルグルと回りだすという奇行をするようになりました
原因は脳腫瘍ということで余命は1ヶ月もないと診断されてしまいます
最期の瞬間を迎えるまでの期間は薬で痛みをやわらげて凶暴化したり奇行を起こさないようになっていました
今まで通り生活をして安らかに眠らせてあげたいという事で家族や親戚などが協力しているのが印象的でした
最期はケンタは動けなくなり酸素マスクをはずされて夫婦2人にみとられて亡くなりました。一生懸命生きたケンタをこれ以上苦しめたくないという思いに心打たれましたね
ケンタは抱き抱えられて家に帰ることに。「やっと終わったね」と夫婦が号泣しているのは見ていて辛かったですね
「たくさん笑顔にしてくれてありがとう」と家族の一員として葬儀もしっかりと行われていました
生半可な気持ちでペットを飼うのはダメ絶対
俺の情けない文章力では家族の一員であるペットを失った悲しみはまったく伝わらないと思いますが俺は番組をみて大号泣してしまいました
MRIで検査したりペットのためにできる限り一緒に過ごせる時間を作ったりと家族の一員として人間と同じ扱いをされることに驚きましたね
俺は犬を借りたり犬を飼っている人の家で同居した経験がありますが、犬の最期は経験がありません
正直言うとリタイア後は犬を飼って生活してスローライフを楽しみたいと思っていましたが今回の番組をみて考えさせられましたね
結婚や子供なんていらないよって俺が家族を増やすような事をしていいのかと
番組で放送された家族のようにたくさんの笑顔になれる生活があるでしょうが生半可な気持ちで飼ってはいけないなーと思い知らされましたね
やっぱり生命に関わることは難しいな、正解ってないものね