10月18日に放送の「ワイドナショー」にて
横浜市の分譲マンションがデータ改ざんされていて建物が傾いている騒動について取り上げていました
横浜市の分譲マンションで最高12階建て700世帯が住むマンションが手抜き工事が原因で建物が傾き「床に隙間」「高さにズレ」などの問題が起こっていることが発覚
通常マンションを建てる際に支持層と言われる固い地盤まで杭を打つのですが、473本の杭のうち70本もの杭がデータ改ざんがされていました
杭の先端を固定するセメント量の改ざんまで発覚してしまう始末・・・・販売側は住民説明会で謝罪。建て替えを念頭に住民と協議する方針となっているそうです
目に見えて傾いていくのがわかるのは相当な悪質マンション
杭の工事を担当したのは下請け業者なのですが他にも全国で3000棟以上の工事をしたとされています。決して他人事ではない今回の問題
支持層まで杭が届いていないのはプロの目から見ると確信犯と言わざるを得ないようで、悪意はなかったとしてもこの重大なミスはありえないとのこと
今回のように目に見えて傾きがわかるのは相当な傾きで、よくビー玉を床に置くと転がっていくなんて言いますがそれでも目ではわからない程度です
建物の補強・改修工事の費用は業者が全額負担するとされていますが補強程度でなんとかなる問題でもなく、全て壊して建て直しをしなければいけないとのこと
住民の意見は様々で建て直せという人もいればお金だけ返してくれという人もいるそうです。仮住宅に引っ越してまた建て直したマンションに引っ越すという2回の引越しは相当な負担になりますね
マンションが今後どのように傾いていくのかを壊さないで確認すべき
データ転用で安全の保証がなく傾いていくマンション。すぐにでも壊して建て直しをすすめたいところですが松本人志は壊さずに保存して置いてはと持論を語ります
松本人志 「すぐ壊して建て直せみたいな話になんねんけど俺なんか負の遺産として残したったらええんじゃないかと思うんですよね。どれくらい傾いていくものなのか様子を見ときたいですよね」
「(住民が)みんな引っ越してここに(建築)関係者が住んだらいいんですよ。どれくらい傾いたか毎日体験したらいいんですよ」
住民の心境は代わりに建築関係者が住めばいいと思うのは当然ですね。一般人にとって住宅購入は一生に一度の大きな買い物。こんな適当な工事をされたら怒るのは当然です
SMAPの中居正広はマンションを購入した経験がある人間として次のように語っていました
中居正広 「僕マンション買ったことありますけどそういうの気にしたことない。〇〇不動産って名前が出ると単純にCMで見たことあるとか単純な判断しかないですけど」
日本のマンションでまさかと思ってしまっていることもありますし、特に大企業で名前が知れ渡ってる企業がこんなことするわけないと多くの人が安心しています
有名企業が安全だと言っていても安心できないんですかね、フォルクスワーゲンの車も排ガス不正を行ったとして現在騒動になっていますし有名企業がそんな事するわけないというのはもう通用しないかもしれません
まとめ
資産価値がどうとか難しいことは置いておいて単純に自宅が傾いていくのが目に見えてわかるのは怖すぎますね・・・有名企業が安全を保証するデータを出していても自分で調査をしなければいけないのかと思うと・・・
今回の騒動が氷山の一角だったなんてことにならなければいいですね。2005年の耐震強度偽装問題の時のように風化させずに2度と起こさないようにしなければ