9月2日に放送されたテレビ朝日「グッド!モーニング」にて
東京五輪のエンブレムデザインで話題になった佐野研二郎の反省について解説していました
東京オリンピックのエンブレムのデザインをついに自ら取り消して白紙にしてしまった佐野研二郎
そんな佐野研二郎の半生について番組では詳しく解説していました
エリート一家・年商・2億円の豪華マンション購入など気になる情報が満載でした
佐野研二郎の経歴 エリート一家・大学教授と華やか
2015年現在 佐野研二郎は43歳 東京都出身多摩美術大学卒業
父は内科医 母は看護師 兄は東大卒の経産省官僚と素晴らしい経歴のエリート一家ですね
そんなエリートの家系の中でデザイナー関係の仕事をしてるのは佐野研二郎だけだそうです
佐野研二郎の肩書きは大きく分けて3つ
・アートディレクター
・自ら立ち上げた会社である「MR_DESIGN」の代表
・多摩美術大学デザイン学科教授
会社の社長でありデザインを人に教える側でもあるとのこと。東京五輪のエンブレムのデザインを任せられるような人だけありますね
デザイナーへの道を歩もうと思ったきっかけ
佐野研二郎は高校までは美術との接点はなかったそうです。小さい頃から絵を描くのが好きだったということはよく聞きますが普通の高校生だったとのことでした
中学時代は野球部、高校時代は陸上部のいわゆるスポーツマンタイプ。文化祭ではテレビのコントを披露するなど非常に明るい性格の生徒でした
・美術に目覚めた理由は?
高校時代に陸上部に所属していた佐野研二郎ですが美術部に可愛い子がいたということで美術部にも入部、掛け持ちで頑張っていたところ美術で頭角をめきめきと伸ばしていったとのこと
思春期には女子生徒のために想像以上の力をだせたりしますからね(笑) その後は一浪しつつも多摩美術大学に入学することになります
・大学時代はスポーツも就活もしっかりこなす優秀人物
大学に入ってからは「くまモン」のデザイナー水野学とラグビーに明け暮れる日々だったそうです。スポーツの方も続けていたんですね
一方で広告会社の博報堂に入社するためにデザインコンピに応募、人脈作りに審査会場でアルバイトもしてたとのことでした
目標を持ってどうすればよいかを逆算して行動できる優秀な大学生のようですね
人柄も良く優秀な佐野研二郎は「ニャンまげ」で一躍有名デザイナーに
2000年 当時27歳で博報堂に入社して念願のデザイナーになった佐野研二郎
世界的にも有名なデザイナーと同じグループで活動
そして入社わずか2年目の時に日光江戸村の「ニャンまげ」を手がけて注目を浴びることとなります
見たことある人が多いのではないでしょうか?ちなみに「ニャンまげ」はそば店の招き猫をヒントにしてデザインしたそうです
この「ニャンまげ」ときっかけに若手の登竜門と言われるJAGDA新人賞をはじめ国内外のデザイン賞を次々と受賞していきました
当時の同僚は佐野研二郎のことを「ニコニコと合いそうも良く先輩から実力を認められていた」と証言。可愛いキャラには佐野研二郎は欠かせないとまで評判だったそうです
独立後は順風満帆!2億円のマンションを買えるほどの成功者に
その後に35歳で博報堂を退社した佐野研二郎は個人事務所「MR_DESIGN」を設立。社名は有名ドーナツチェーン店の「ミスタードーナツ」を参考にしたそうです
仕事の依頼は順調で大手メーカーや自治体から多数のデザインを受注していたそうです
年商は1億7000万ほど、個人の事務所でこれだけのお金は相当なものですね
ちなみに佐野研二郎の夫婦は東京都世田谷区内に2億円のマンションを購入したという報道も・・・
デザイナーを目指す人たちには夢が見れる成功者ですね
まとめ
佐野研二郎が独立後に一緒に仕事がしたことのある人物は「打ち合わせは1回しか許されず修正にも応じてもらえなかった。「これが俺のデザインだ」という感じを受けた」と語っているそうです
経歴を振り返る限りでは本当にデザイナーとしては優秀な人のようです。今回の東京五輪エンブレムの騒動では残念な結果になってしまいましたが才能もあり努力も出来る人なんです
もう一度オリジナリティーのある素晴らしい作品を世の中に「俺のデザインだ」と送り出せるよう頑張って欲しいですね