12月8日に放送の「中居正広のミになる図書館」にて
色んなぬかを混ぜ合わせると美味しいぬか漬けになるのは間違い!?継ぎ足せば足すほど不味くなってしまう理由について紹介していました
美味しいぬか漬けを作るには色んなぬかを混ぜて最高のぬか床にすれば良いというのは間違いだった!?
乳酸菌の性質を考えればぬかを継ぎ足せば足すほど不味くなる可能性が高まるとのこと・・・その理由について番組で詳しく紹介していました
【芸能界のグルメのアンジャッシュ渡部が唯一自宅で作るぬか漬け】
芸能界でも指折りのグルメとして有名なお笑い芸人のアンジャッシュ渡部。食べ歩きが趣味でほとんど外食で済ますのですがぬか漬けだけは自宅で作っているそうです
自宅で晩酌をするために始めたところぬか漬けの魅力にはまってしまったとのこと
ぬか床はいろんな菌を混ぜて繁殖させたほうが美味しくなるということで、外食先でおいしいぬか漬けを食べたら店にぬかを分けてもらったりもしているそうです
2年間で40~50ヶ所のぬかを混ぜ合わせて最高に良い菌が繁殖して良いぬか床になっていると番組で自信満々に語っていました
おいしいお店のぬかを集めて秘伝のタレのように作り上げたぬか床ですが、実はぬかを混ぜ合わせれば美味しくなるというのは大間違いとのことでした
【ぬかは混ぜれば混ぜるほどまずくなる!?ぬか漬けの常識が変わるかも!?】
発酵食品の菌を研究している専門家が科学的な知識でグルメ芸人の渡部のプライドをズタズタにします
美味しいぬか漬けのぬかを集めて混ぜ合わせるのは美味しくなるどころか不味くなってしまうとのこと
ぬか床には乳酸菌がいて漬物を美味しく発酵させています。乳酸菌はひとつの菌ではなく見つかっているだけでも現在381種類もあるんです
家や店のぬか床ごとに違う何種類ものぬかを混ぜるとそれぞれの乳酸菌がケンカしてしまい、発酵のバランスが崩れて不味い漬物になる可能性が高くなるんです!
乳酸菌同士が仲良くなる可能性はもちろんあるのですが、何十回も継ぎ足し続けたぬかの菌が全て相性が良いという確率はかなり低い
最初の乳酸菌が構築したバランスを台無しにしてる可能性が高いんですね
ぬかを混ぜ合わせのは悪いことではないのですが、味の変化に気づかずに一定だと感じてしまっているのは味覚の問題だとアンジャッシュの渡部は指摘されていました
「味覚の問題になったら仕事の8割なくなるよ・・・」とアンジャッシュ渡部は絶句していましたね(笑)
【まとめ】
いろいろなぬかを混ぜると美味しくなるというのは間違いで継ぎ足しを繰り返せばまずくなってしまう確率が高いという今回の事実
乳酸菌がいろんな種類があってそれぞれがケンカしたり仲良くなったりするというのも初耳でしたね
しっかりとぬか漬けの味がわかる人でなければぬかの混ぜ合わせは不味くなる確率が高いと覚えておきましょう