１１月２６日に放送の「あのニュースで得する人損する人」にて
卵パックが小さなビニールハウスに！簡単に発芽率を上げる方法について解説していました
家庭菜園で初心者が最初に陥ってしまうのが発芽しないという問題。最高の環境を用意できないとなかなか芽は生えてこないんです
そこで番組では卵パックを使って小さなビニールハウスを作れる裏技を紹介！最高の環境を卵パックで作れる理由、驚きの発芽率を詳しく紹介していました
【発芽率をグンッと上がる卵パックのプランターの作り方】
種をまいたなら芽が出てくるのは当然、と思ってしまいますが実は種には発芽率というものがあるんです
土に種をまいた時に発芽する確率＝発芽率、この発芽率は種類によって５０～９０%と様々。温度や湿度を完璧な環境で育てた時の確率なので実際に発芽する確率は大きく下回ることも・・・
家庭菜園を始めてまず最初に陥りやすいのが発芽しないという問題。この発芽率をグンッと上げる方法が卵のパックだというのです
卵パックで発芽率を簡単に上がるということで実際に番組では卵パックを使ってプランターを作っていました
材料は卵パック・水受けトレイ・培養土・ルッコラの種
① 卵パックのくぼみにキリなどで水切り穴を開ける、卵が入るスペース全てに穴を開けます
② 水受けトレイに卵パックをセット（水受けトレイは１００円ほどで手に入ります）
③ 卵パックに土を８分目まで敷く（培養土は２５リットルで５００円ほど）
④ 種をまくためのくぼみを１ｃｍほど指で作る
⑤ 種を２～３粒ずつまく（ルッコラの種 約２００円）
⑥ 土を被せて少し押す（土を押すことによって水分と種が密着して発芽しやすくなる）
最後に卵パックのそこが湿るくらいに水をまけば完成です！フタを閉めて輪ゴムやクリップで固定すれば高温多湿の環境が完成、たった４分ほどで種まきが完成しました
【卵パックを使うと発芽率がグンッと上がる理由】
普通のプランターと卵パックではどのような違いが起こるのかを番組では解説していました
① 卵パックのプラスチックは太陽光線を通しやすい
② 太陽光線が通りやすいので卵パック内の温度は上昇
③ 熱はパックのプラスチックの性質によって高温のまま保たれる
④ 土に水分を加えてフタをすることによって卵パック内で蒸気が発生
⑤ 蒸気はフタをすればパック内で逃げることがないので高温多湿状態に
この卵パックはビニールハウスと同じ仕組みになっています。小さなビニールハウスを卵パックで再現しているとのことでした
種の中にある発芽を促す叩きをするジベレリン酸は高温多湿に反応するので発芽の確率がグンッと上がるのです
発芽したらプランターに植え替えればそのままぐんぐんと成長していってくれるとのことでした。発芽率で困ることは卵パックを使えばなくなりそうですね
【卵パックを使うとどの程度の発芽率アップになるのか？】
卵パックはどれくらい発芽率を上げることが出来るのかを番組では実験
育て方はルッコラの種をまき毎日１回水をあげるだけの簡単なものでした
１週間後の結果は普通のパックで育てたら１２個の発芽だったのに対して、卵パックは２４個の種が発芽。その差は２倍もありました
パッケージには発芽率は６５％以上と書いてありましたが普通のパックの発芽率は４０％、卵パックの発芽率は８０％という結果になりました
小松菜やラディッツでも検証したところパッケージに書かれている発芽率を上回る結果となりました。卵パック恐るべしですね
【まとめ】
卵パックを使えばビニールハウスと同じ効果を起こせて発芽率をグンッと上げる事ができるという雑学でした
種をまけば芽が出てくるものと思っていた自分に発芽率というのも驚きでした
家庭菜園を始めたけど発芽せずに諦めてしまった人、これから家庭菜園を始めようと思っている人はぜひ卵パックを使って発芽成功率をグンッと上げちゃいましょう！
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