6月28日に放送された「ワイドナショー」にて
救急車の有料化にすべきかどうかの話題について取り上げていました
救急車の有料化が議論されているそうです。その背景には救急車を無料で使えるタクシーのように使う人たちが多いなどの問題があるそう
日本では119番すれば誰でも無料で利用できる救急車。2013年には過去最多の591万件もあったそうです
しかし救急搬送者のうち約半分は軽症者で本当に緊急を要する人の救命に影響が出てしまっていることに懸念されているとのこと
松本人志・乙武洋匡・泉谷しげるが救急車の有料化についての意見を語っていました
くだらない理由で救急車を使ったら罰金!?救急車の有料化の賛否
救急搬送されている人の半分が軽症だということですが中には常識を逸脱した理由で救急車を呼ぶ人も
・ゴキブリをみて不安になってしまった
・病院の待ち時間が嫌だから救急車を呼んだ
・救急搬送中に「コンビニによってくれる?」
ゲスト出演の泉谷しげるはくだらない理由で救急車を呼んだ人には罰金を科しても良いのではないかと提案していました
無料だからといってとりあえず呼んでしまおうというのは良くないですね。本当に救急車が必要だったと判断されれば無料で、それ以外の場合は有料でもいいかもしれません
・症状を一般人が判断するのは危険
有料化にすると救急車を呼ぶかどうかで迷ってしまうことも出てくると考えると難しい問題ですね。一般の人じゃ判断できない症状もありますからね
乙武洋匡は病状で判断するのは危険だという意見でした
乙武「医療を提供する側は簡単に判断がつくとは思うんですけど、我々一般人はこれが救急車を呼んでいいレベルのものなのかって判断つかないし、急な怪我とかだったらやっぱり不安になるから呼びたくなっちゃうと思うんですよね」
「線引きするのが難しいですが線を引くなら後請求にして、生活保護のレベルにするのかは議論が必要ですけどその方の経済状況によって請求するしないのラインを引くのが妥当かな」
お金持ちだったらお金を請求するとのことですが年間591万件も出動しているので全ての患者の経済状況をチェックするのはさすがに無理かと・・・
やはり救急車が必要だったかどうかで支払うかどうかを分けたほうが良いと思いますね
救急車の要請が多くて到着が遅れてしまう
無料だからといって何でもかんでも救急車を呼ぶ人が増えてしまい、救急車が現場に到着するまでの時間がかかるようになっているそうです
2003年には平均6.3分だったのが2013年には平均8.5分かかるようになってしまったとのこと
一刻を争う事態の人には2分以上も到着が遅れることは命取りになってしまいますね
松本人志は救急車の到着が遅れてしまう対策についてタクシーの一部を救急車の代わりに出動できるようにしてはどうかと語りました
そして迷う場合は有料で搬送してくれるグレー車のようなものを作ってみてもいいかもと提案していました
やはり今まで通りに無料のままだと救急車の供給が十分ではない事が増えてきてしまいそうですね
まとめ
救急車がすべて有料になってしまうと緊急の状態なのに我慢してしまう人も出てきてしまいます
それは緊急の場合は無料というシステムにしても多少は出てくる問題かもしれません
実は119番以外にも救急車を呼ぶ状態かどうかを確認をすることができるサービスも各自治体であるそうです
本当に救急が必要な人に少しでも早く救急車が到着できるように普段からそのようなサービスを利用できるように準備しておくことも必要ですね