6月14日放送の「ワイドナショー」にて
神戸連続児童殺傷事件の加害者少年Aが手記出版をしたことについて語っていました
「神戸連続児童殺傷事件」当時14歳の少年Aが酒鬼薔薇聖斗と名乗り連続殺傷事件
加害者である少年Aが本を出版することに松本人志、坂上忍、武田鉄矢が持論を語ります
当時小学6年生の息子を殺害された父親が今回の本の出版についてコメント
・遺族としては少年Aがメディアに出すようなことはして欲しくないと伝えていた
・本の出版について何の連絡もなかった
・少しでも遺族に対して悪いことをしたと思うのなら本の出版を中止して回収して欲しい
本の出版と遺族のコメントを聞き芸能人が想いを語ります
少年Aは松本人志から影響を受けていた?
少年Aが今回出版した手記にはダウンタウンが好きでテレビやコントを見たと書かれていたそうです
松本「いやもうハッキリ僕に影響を受けたみたいなことは書いてるんですよ。まぁ・・・受けたんでしょうね。影響受けさせるように僕はやってたし」
「それは色んな人に影響を受けさせるために僕は頑張ったし。被害者の人にも影響を与えたでしょうし、影響を受けて今がんばってる人もいっぱいいるでしょうし。この人に影響を与えて、この人に影響を与えないなんてことはできないですから」
本の出版を反対する意見が多い中、松本人志は被害者の父親のコメントを見て本は読まない、読めないと語っていました
坂上忍も読まないという行動しか自分たちにはできないと残念そうでした
坂上「被害者と遺族も原作者 出版会社の気持ちがわからない」
本の出版のニュースを知った時に「表現の自由」というのがわからなくなったという坂上忍
坂上「法的にどうなのかってのは僕が素人なのでわからないんですけど・・・この件に関して言うと原作者は少年Aなんでしょうけれども、亡くなられたお子さんも遺族の方々ももう一方での原作者だと思うので・・・何故その人たちに了解を得ずに初版で10万刷るんだろうってのは僕はさっぱりわからないです」
「担当者の方のOKを編集長の方が出したのかわからないですけど僕がその立場だったら無理ですね。そんな勇気ないです」
罪も償って法的には出版は出来るのだろうけども感情的には全く納得していないとのことでした
ネットでは今回出版した会社のすべての本の不買運動をしようという声もありますし、なぜ遺族に相談もなく出版に切り出したかは理解できませんね
武田鉄矢「少年Aの罪はこの後も続く」
今回の手記には少年Aの事件当時の心境や32歳になった今の心境が書かれているそうです
少年Aが32歳となって何を考え思っているのかは少年犯罪を紐解く上では貴重なものになるのではと武田鉄矢は考えます
出版はやりすぎですが資料としては残しておく価値はありそうです。しかし思春期の少年が本を読んだら犯罪の助長になる可能性も否定はできませんが・・・
最後に武田鉄矢は少年Aの罪の償いはこれからも続くのではと語ります
武田鉄矢「酒鬼薔薇が30代のどういう男性になっているか知らないけど、彼は今 自分の命が惜しいし、今 愛に目覚めてると言ってるんですよ」
「彼はますます苦しむ事になると思うんだ。きっと彼は名前を変えてどっかで家庭を持っておそらく奥さん、そしてやがて子供も・・・その時に子供を亡くした親の気持ちが。本を出したから彼の罪がって段階じゃなくて彼の罪はこの後も続くということがあるような気がするんだよね」
少年Aも愛する人ができれば自分の犯した罪の重さをより感じるようになるんですかね・・・
まとめ
本はすでに出版されています。被害者遺族のコメントを見たら本は読めないかな・・・
自分たちに出来るのは買わなかったり読まなかったりすることくらい
ちなみに本の印税はどうなるのかは明らかにされていません
被害者遺族に支払われるのが普通なんでしょうが遺族に許可なく出すような人間ですからね、もしかしたらもしかするかもしれません
遺族が本を出版するなと言ってるのだから本当に反省しているのならば出版を中止して回収して欲しいですね