5月11日放送の「テレビタックル」でいま話題のドローンの規制について放送していました
総理官邸に落ちたことで一躍有名になった小型無人機ドローン
異例の素早い対応で国はドローンの法規制に乗り出しましたよね
そもそもドローンは監視や偵察などの軍事用として開発されたもの
40万以上のものもあれば1万円程度でカメラ付きのドローンまで様々
誰でも簡単に入手できて鳥のような視線で撮影できると近年、人気が急上昇していますが
官邸の件以来ドローンによる事故や事件が問題視されていて注目を浴びています
今回はドローンの法規制、そしてドローンの未来はどうなっていくのかを徹底討論!!
ドローンは規制するほど危険なのか?
ドローンの問題点としては3つ
①ドローンそのものが危ない
羽は高速回転しているし重いものだと4kgのドローンもあり落下して人に当たるなどすれば最悪死亡する場合もある
バッテリー切れや操作不能で落ちる事は珍しくないので危険
②撮影によるプライバシーの侵害
2階以上の部屋でもドローンなら撮影できてしまうので安心できません
海外のパパラッチのような使い方をされれば逃げることは不可能ですからね
③ドローンの悪用
官邸に落下した事件もそうですがテロ目的で使われたら危険です
カメラなんかならかわいいもんですが爆弾をつけたドローンが飛んできたら・・・
この3つにはそれぞれ別の規制が必要そうですね
サイズによっての規制も必要かもしれません。小さいものなら落ちても大した事故にはならないし重たいものは持てないですからね
規制に賛成の意見としては
・飛行性能で規制すべき
・GPSなどで自律飛行できるものは規制
子供が使うおもちゃ程度ならテロなどに使われる危険性はないという意見でした
反対意見は
・何でも規制すればいいというわけではない
・危険なのは総理官邸の警備の薄さではないか
反対意見はちょっと屁理屈のような気がしました(笑)
進化を続けるドローンに可能性は無限
・日本ではセコム株式会社がドローン警備システムを開始する予定
敷地内で侵入者を発見すると監視用のドローンが自動的に発動!
リアルタイムの映像を送信して警報し、不審な車はナンバープレートを撮影することも可能だそうです
これは空き巣の検挙率が格段に高まること間違いなさそうですね
・ドローンでの緊急物資を離島に送る実験も行われている
GPSを使い無人自動飛行するそうです。気象条件が良ければ2kgの荷物を積んで40分ほど飛べるので離島に荷物を送ったりできるように
ちょっとした買い物なら離島からでもできるようになり生活は便利になりますね
・漁業の時にドローンを使って燃費向上
船にたくさんのドローンを積んで行き魚の居場所をドローンで調査
船は動かずにドローンで魚の群れをピンポイントで見つけてから船で向かうことにより燃費は向上するというアイデア
ドローンの可能性を考えると何でも規制すればいいというわけではなさそう
本当に使用目的次第ですね。人間がどのように使うかが問題です
ビートたけしがドローンでやりたいこと
ドローンの話を聞いてビートたけしがドローンを使ってやりたいことを語りました
それは東京五輪でやり投げ・ハンマー投げをドローンで空撮したのを見てみたいということでした
投げた槍を上から撮るのは市川崑だってやったことがないと意気揚々
東京五輪までにはドローンはどこまで進化、そして規制されるのでしょうか?
せっかくの便利なものを悪用して規制なんてもったいないですね